「競争に勝つ」ために最善の戦略とは?|ポーターとJ.バーニーの理論を比較しながら「世界最先端の答え」をお伝えします。
競争戦略の大家マイケルポーターは
戦わずして競争に勝つためには、
「市場を徹底的に分析することで
自社のポジションを差別化せよ!」
と語ります。
一方で、そんなポーターの理論を
「競争に勝つためには、
市場のポジショニング以上に
自社独自の経営資源を分析し、
活かすことが重要だ」
と批判する人がいます。
『企業戦略論(上・中・下)』の著者、
ジェイ・B・バーニーです。
本WEBセミナーでは、
2人の“競争戦略”を比較しながら
“世界最先端の結論”を解説していきます。
Amazon、メルカリ、スターバックス、ダイソン、無印良品、業務スーパー…etc。国内外問わず、競争が激しいジャンルでありながら圧倒的なポジションを築いている企業は多々あります。
「自社の競争環境・強みによって、競争状態から独占状態にもっていく」
上記を理想として戦略を考える企業は、業種・業界にかかわらず多いと思います。そんな“圧倒的な競争優位性”を築くうえで強力な武器の1つが、競争戦略の大家“マイケル・ポーター”の提唱する競争戦略論です。
『差別化して競争に勝つために、業界での自社ポジションを徹底的に分析せよ!』。そう語るマイケル・ポーターの競争戦略では、ライバル、お客様、協力会社など複数の視点から“自社のポジション”を見極め、そのポジションにあった最善最高の戦略をとっていきます。そうすることで、戦う必要のないライバルとの戦いをさけて、無駄なリスクを追わずに利益を最大化していけるのです。
それに対して、「企業の競争優位に重要なのは、製品・サービスのポジショニングではない」と訴えた人がいます。『企業戦略論(上・中・下)』の著者であり、内部資源アプローチ(RVB)理論の権威として知られる、ジェイ・B・バーニーです。
バーニーは、業界分析とそれによるポジショニングを中心とするポーターの競争戦略について「同じ環境におかれた企業が多数あるのに、成功と失敗に分かれるのはなぜか?」
と疑問を投げかけ、ポジショニングだけでは競争には勝てないといいます。
そのうえでバーニーは、「企業の持つ経営資源(リソース・ベースト・ビュー)、つまり、優れた人材、他社がまねできない技術といった自社の強みを活かすことではじめて競争に勝てるというものです」と主張しているのです。
過去に「どちらの理論が優れているか?」と度々議論されてきたこの2つの理論に対し、「世界最先端の経営学者たち」はどのような結論を出しているのか?
『競争せずに競争に勝つ戦略』を実現するにはどんな戦略を取ればいいのか?
今回のWEBセミナーでは、ポーターとジェイ・B・バーニー双方の戦略理論を紐解きながら、「競争から抜けて独占状態を作り出すための“企業分析の手法”」を解説していきます。
講師は、『100円のコーラを1000円で売る方法』『世界のエリートが学ぶMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』などを代表作にもつ100万部突破のベストセラー作家、【永井孝尚】先生です。
今回の内容も、通常の企業研修で受講するとしたら数十万円単位の予算が必要となる内容を、お時間の許す限り、じっくりお伝えさせていただきます(後半では、永井先生×KADOKAWAで主催している『永井経営塾』に特別な条件で参加できるご案内もさせていただく予定です)。
1回のみの限定開催です。参加者様限定の特別なご案内もございますので、ぜひお時間をご調整の上、ご参加くださいませ。
このような方におすすめ
- 自社の商品・サービスの強みを知りたい人
- 商品・サービスの最善の売り方を見つけたい人
- ライバル企業に差別化をはかりたい人
- 最適なポジショニングを知りたい人
- マーケティング力を伸ばしたい人
- 世界最先端の競争戦略を知りたい人
- ポーター理論を正しく使いこなしたい人
WEBセミナー内容
【第1部】
- なぜ、業界分析が重要なのか?
- 事例で学ぶファイブフォース分析
- 業界構造の中でどうポジショニングするのか?
- リソース・ベースド・ビュー(RBV)の基本方針
- 独自の経営資源を発見するフレームワーク
【第2部】
- 世界最先端の“競争戦略の選び方”
- ポーターVSジェイ・バーニーの結論
- MBA戦略を現場の武器にする思考法
- 20の経営・マーケティング戦略とは?
- 利用事例のご紹介
※プログラム内容は変更になる場合があります。予めご了承ください。
詳細
参加費 | 無料 |
配信日時 | 11月27日(水)20:00〜 |
参加方法 | オンライン |
参加申請フォーム
(ご入力のメールアドレスに参加URL等をお送りいたします)
登壇者プロフィール
慶應義塾大学工学部(現・理工学部)を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当し、同社ソフトウェア事業の成長を支える。
2013年に日本IBMを退社して独立、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表取締役に就任。
執筆の傍ら、製造業・サービス業・流通業・金融業・公共団体など幅広い企業や団体を対象に戦略策定支援を行う一方、毎年2000人以上に講演や研修を提供し、マーケティングや経営戦略の面白さを伝え続けている。
さらに「永井経営塾」も主宰。2002年多摩大学大学院MBA修了。2013年多摩大学大学院客員教授を担当。
主な著書にシリーズ60万部『100円のコーラを1000円で売る方法』、9万部『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)、10万部『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』(SB新書)ほか多数。著書は累計100万部を超える。